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増訂 徳川時代百姓一揆叢談 上下 小野武夫編 刀江書院
昭和39年3月30日 復刻版 函は経年ヤケ 本体は使用感なく並 百姓一揆の史料集としては、日本庶民生活史料集成(三一書房)や編年百姓一揆史料集、また岩波の「民衆運動の思想」のようなものもあるけど、これは主に明治大正時代に各地の研究家がまとめた文献で(江戸時代に書かれた文献もあるが)、語りもの風になっているところもあり、ただの史料集よりも読みやすい。岩波文庫の「東洋民権百家伝」という百姓一揆伝に次ぐ貴重な本。初版は昭和2年 一揆の文献は15件、付録に拷問の実態を記録した章も設けている。 以下、その文献の題名。 1、松木長操伝(若狭の松木荘左衛門) 熊川役所の編で、松木については、この文献以上のことは現在もわかっていないようだ。 2、天保快挙録(庄内藩の三方領地替え反対一揆。藤沢周平の「義民が駆ける」はこの一揆。 3、清介、角左事蹟(長門の国の二人の義少年) 4、民権操志(福沢諭吉も宣伝したご存知佐倉惣五郎の伝) 5、万石騒動(安房国、強訴) 6、天保義民録(近江の天保一揆。岩波新書でたった1冊出ている百姓一揆の本が松好貞夫「天保の義民」。これは名著です。松好氏は、本を書くにあたり、この天保義民録を最も参考にしたと書いています) 7、遠野唐丹寝物語(三閉伊一揆。小○の一揆として、これも大変有名な一揆) 8、武左衛門翁伝(伊予人は、武左衛門一揆に影響を受けています。武左衛門記念館も愛媛の日吉村にあります) 9、多田加助伝(信州松本藩の一揆。松本城をかたむけたという伝説も生まれた一揆)。 10、丹後の百姓一揆(これは長くて、おもしろいです) 11、浅川騒動見聞録(奥州白川の騒動) 12、夢の松風(奥州津軽藩の一揆) 13、郡内騒動(天保の甲州騒動。大塩平八郎も風聞を聞き、心悩ませた一揆) 14、党民流説(豊後の国の一揆) 15、議定論日記(三河国の百姓と町人の騒動記録) 16、拷問実記(江戸町奉行に勤めていた佐久間長敬氏(原胤照の実兄)が書いたもの)

・定価 8,000円(内税)
・販売価格

2,600円(内税)

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